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Judge Academy 2022 Announcements (日本語訳)

原文
「Judge Academy 2022 Announcements」
https://judgeacademy.com/judge-academy-2022-announcements/
Transrated by Hara Akihiro

【要約】

  • 年会費がレベルを問わず、年間75ドルになります。
  • 代わりに、ジャッジプロモはカンファレンスに出るなどしないと貰えなくなりました。
  • ジャッジアカデミーのHP全体が大きく改修されます。使いやすくなるそうです。具体的には、ペルソ
  • ナシステム、フレンド機能、メッセージ機能、イベント履歴、経歴書の作成機能、その他たくさん、です。

以下、翻訳です。
もし誤訳等あれば、Twitter(@Macross_love)か、Discord(はらちゃん#9725)まで教えてくれるととても嬉しいです。

【はじめに】

皆さんこんにちは!Nicoletteです。
イベントがゆっくりとではありますが戻りつつあるため、我々はジャッジの教育やジャッジ間のつながり、そしてジャッジに関心を持てるようにすることが最優先事項であると判断しました。
これから、あなたは2022年の我々のプランに関する膨大な量の情報を目にすることになります。
これは、多数の変更に加え長く事細かな更新になるので、お茶や、あなたが好きなリラックスできる飲み物片手に座って読みましょう。

まずは、Timに譲ります。
Timは皆さんに、この2年間で学んだジャッジアカデミーとプログラム全体のことについてお話します。
もしあなたが私たちが下した大きな決め事に関して、「どうして?」と感じたことについて興味があれば、以下の彼のコミュニティへの手紙をぜひご覧ください。

Click here to read A Letter from Tim Shields (未訳)

これまでに得られた教訓を踏まえた上で、2022年以降のジャッジアカデミーの方針についてお話しします。
暗雲が立ち込めていたこの1年半に差し込んだわずかばかりの光は、ジャッジアカデミーがこの休止期間を利用して、組織化プレイにおける自分たちの立ち位置とジャッジアカデミーのメンバーへの最高のサービスが何であるかを確かめることができたことです。

加盟していたジャッジに更新料を課さなかったことについては、資金的には厳しい部分もあるかも知れませんが、ジャッジの皆さんをサポートするための最良の選択のひとつであったと確信しています。

ジャッジアカデミーチームは、この休止期間を利用して将来の可能性についてブレインストームを行い、より明確な目的と共に、1年以上の休止期間を経てジャッジアカデミーを再始動させることにしました。

ジャッジアカデミーは、構造改革を行いつつ、コロナウィルスによる休止期間から脱出します。

これは2022年に向けて、加盟料金やサービスの内容の変更を含む、多くの変更点があることを意味します。

【ジャッジアカデミーの2022年以降の活動内容】

《ジャッジアカデミーの構造改革》

(アカデミーができた頃に)世界中を旅し、様々な地域のジャッジを話をした結果、我々がジャッジアカデミーメンバーに最高のサービスを提供するためには、ジャッジの活動地域のみならず、それ以外のことも考慮する必要があると考えました。
各ジャッジのモチベーションや求めているものは、地域によって簡単に差別化できるものではありません。

我々が得た、最も重要な発見のひとつは、ジャッジには4つの異なるモチベーショングループが存在しており、全てのジャッジはこれらのカテゴリのいずれか(あるいは複数)に当てはまる傾向があるということです。
これらのグループはそれぞれユニークで、単に世界のどこかに存在しているというわけではなく、ジャッジとしての関わり方の度合いや、コミュニティやイベントとの関わり方に基づいて、アイデンティティを得ています。

MTGのギルドや他の色の組み合わせと同様に、複数のモチベーションに惹かれることがあるかもしれませんが、大抵は他のものよりも強い関連を持つものがあるはずです。

  • イベント・パラディン-正義と秩序を重きを置き、トーナメントのルールや不正行為の防止に関心を持つ。イベントにおいて、イベント・パラディンが「誰もがこのイベントが公正公平であることを望んでいる。」と口にしているのを耳にすることがあります。
  • イベント・ウォリアー-イベントのフィジカルな部分のロジスティクスを学び、改善すること、そして優雅で機能的なプレイ環境を提供することに重きを置く。イベントにおいて、イベント・ウォリアーが「誰もがこのイベントがスムーズに進行することを望んでいる。」と口にしているのを耳にすることがあります。
  • ルール・ウィザード-複雑なルールを理解したり、評価することや複雑なカードの相互作用を理解することに重きを置いている。イベントにおいて、ルール・ウィザードが「誰もがこのイベントから学びを得たいと思っている。」と口にしているのを耳にすることがあります。
  • コミュニティ・バード-他者とのつながりを大切にし、周囲の人のプレイ体験全体に責任を持つことに重きを置いています。イベントにおいて、コミュニティ・バードが「誰もがこのイベントを楽しみたいと思っている。」と口にしているのを耳にすることがあります。

ジャッジアカデミーにおいては、各グループの要望や悩みのタネ、願いを把握することが重要です。
そうすることで、私達のチームは全てのジャッジのニーズやモチベーションに併せたコンテンツを作成することができます。
そのために、各グループが求めているものを満たすためのChampionスタッフを投入し、それらのジャッジのニーズを考慮したコンテンツ、動画、取り組みを定期的に作成していきます。
これらのグループの中で、特に心に響くものがあれば、下記URL(未訳)の求人内容をご覧頂き、ご応募ください。

https://judgeacademy.com/get-involved/

正確には以前からあった変化ではありますが、これは2019-2020年に存在した以前のコミュニティコンサルタントの役割が2022年には帰って来ないことを意味しています。

我々は、以前のコミュニティコンサルタント(CC)の皆様の尽力と素晴らしい洞察力に感謝し続けます。
ジャッジアカデミーの休止期間中に得られた大きな収穫の1つは、外部委託、特にCCという役割は残念ながら我々が解決できなかった多くの問題を抱えていました。
これには、CC達がそれぞれ独立した契約者であるために、効率的に管理ができないことや、各地域のジャッジへの対応に関する期待値を設定できないことが含まれていました。

当初は、ジャッジアカデミーに関する変更に伴う一貫性をできる限り維持したいと考えていましたが、実際にCCになることの意味と、一般のジャッジたちが信じていた意味は大きく異なっていました。
このようなCCへの期待の違いから、多くの不満や苦情が寄せられていました。
加えて、一部の地域ではリーダーシップの構造が、元々いたコミュニティリーダーがカンファレンスの主催者やメンターになるステップアップの妨げになっていることがわかりました。
最終的に、CCが異なるジャッジに注力していた場合(例えば、イベント重視のジャッジが店舗レベルのL1ジャッジが多い地域にいる場合など)、そのようなニーズを見逃してしまいます。

組織化プレイとジャッジアカデミーメンバーの絶え間ない要望に応えるため、2022年以降はこれまで以上に教育と、より手軽に更新できるコンテンツの作成に注力していきます。
具体的には、2022年には各専門のチャンピオンによってより多くのコンテンツが定期的に発信されることになります。
ほとんどのコンテンツは全てのジャッジに提供されますが、各タイプのジャッジに合わせたコンテンツも用意されます。

  • イベント・パラディンには、各セット毎にIPG、JAR、MTRのポリシーアップデートに関するクイズの他、プレイヤーへの調査スキルを練習するための追加のモジュールやツールが用意されます。
  • イベント・ウォリアーには、イベント上で役に立つロジスティクスツールが用意されます。サンドボックス形式の(訳注:一般のそれとは隔離された)EventLinkアカウントでは、イベントの運営から、実際のイベントの前から新機能をテストし使いこなせるようになることなど、様々なスキルを磨くことができます。
  • ルール・ウィザードには、現在あるコンテンツの更新、各セット毎のCRやその他アップデートクイズの作成、そして試験問題の拡充などを行われます。
  • コミュニティ・バードには、メンターをすることやカンファレンスに関する授業や、文化的な適性に関するものもいくつか追加されます。

ただし、ジャッジアカデミーからカンファレンスの主催者にスポンサーシップが到着するまでの時間を短縮するために、配布には流通拠点を用いる予定です。

2022年に向けた教育の取り組みでは、Lv.1ジャッジの翻訳教材を、ポルトガル語と中国語にも拡大し、外部の専門家と協力して、より多くのジャッジにサービスを提供する方法を模索していきます。

【2022年の加盟料とサービス】

《会費について》

それでは、2022年の会費と提供するサービスについて説明します。
我々は、ジャッジアカデミーへの加盟料とサービスの再構築方針を決定する際に、2つの大きな目標を掲げました。
まず1つ目に、加盟料にありがちな取引的な部分や感覚を排除したいと考えました。ジャッジアカデミーは、プロの資格取得を目的とした教育サービスであることを念頭に置くよう変更しました。
2つ目は、リソースの取り込み方法を増やしたいということです。

2年前に立ち上がったジャッジアカデミーでは、ジャッジレベルに応じて金額が変わっていました。
これは、ジャッジレベルが高ければ高いほど、より多くのコンテンツにアクセスでき、より多くの特典を受けられることによるものでした。
しかし、これでは少数の個人に大きな負担を強いることになってしまうため、今回の再編成ではこれまでと異なるアプローチでプログラムを運営していきます。

更新料を免除していた休止期間中、「更新料を支払う能力のある人は、経済的にジャッジアカデミーを支援し続けることができるのではないか?」という質問を何度も受けました。
当時はまだそのような準備ができていませんでしたが、それがきっかけとなって、料金体系を検討することになりました。

2022年は、会費とジャッジアカデミーのサービスにいくつかの変更があります。
まず、毎年、Lv.1が100ドル、Lv.2が200ドル、Lv.3が400ドルを支払うのではなく、全員の会費を同じ金額にして、差分を他で補うことにしました。
つまり、ジャッジはレベルに関係なく同額の会費を支払うことになります。
この変更を補填するために、私達は特別な商品を提供します。
いくつかのパッケージはすべての人に提供され、いくつかのパッケージは制限されますが、一般論で考えれば、全ての人の会費を同じ水準に下げることで、金銭的に余裕があるジャッジ、コレクションが好きなジャッジ、あるいはユニークなアイテムを求めるジャッジが、他の人に高い金額を要求することなく、ジャッジアカデミーをサポートし続けることにすることです。
新しいエキサイティングな商品パッケージについては、近日中に詳細を発表します。

レベルに関係なく、全てのジャッジの会費は75ドルになります。(訳注:だいたい8500円くらいです。)
ジャッジアカデミーはEUでの再分類において、ジャッジアカデミーが会員から付加価値税を徴収する必要がなくなりました。

メンバーシップの有効期限は1年間です。
最近会費を支払った方は、その日から12ヶ月は更新の必要はありません。
しかしながら、大多数のジャッジは2019年と2020年のメンバーシップが2021年まで延長されたため、これらのレベルは今年の終わりに失効することになります。
2022年の更新は、スムーズな移行を行うために、11月から75ドルの料金で開始されますが、2022年1月1日まで会員資格が失効することはありません。

「更新料を期間内に支払わない場合、どうなりますか?」

  • 会員資格や認定資格の有効期限が切れると、通常は会費の必要ない最高位のバッジに戻ります。(この場合はルールアドバイザー)
  • 1ヶ月の猶予期間が設けられており、2022年に向けての更新を行った場合、既存の特典をすべて維持することができます。1ヶ月後の2022年2月1日には、ルールアドバイザーに設定され、レベルに応じて必要な最終試験を再度受験する必要があります。

「2020-2021年度の新会員は2021年のカンファレンスの際にウェルカムボーナスがありました。それは2022年も継続しますか?」

  • いいえ。ウェルカムボーナスは、ダイレクトメールを削除するための変更が発表、実施される前にジャッジが申し込んだ可能性がある場合にのみ受け取れます。今回の変更により、全員が同じ情報を得られるようになり、同じ特典を受けられるようになります。

《ジャッジレベルとメンテナンス》

各新セットがリリースされ、新しいコンテンツが公開されると、そのコンテンツが認定やバッジのレベルに必要なものであれば、ルールやポリシーの変更が行われ、レビューの準備が整ったことを知らせるeメールによる通知が届きます。

本日より、全ジャッジの会費が75ドルに引き下げられます。
すでに今年の会費を支払っている方は、以前の価格で会費を支払っているため、2021年度のウェルカムボーナスの対象になりますが、ウェルカムボーナスは2021年のカンファレンスで引き換える必要があることを忘れないようにしてください。

費用面以外では、Lv.1とLv.2の昇格プロセスに変更はありませんが、Lv.2バッジ、Lv.3への昇格プロセス、アドバンスドLv.3認定については変更が確定しています。
正式な要件を記したページは数週間以内に更新されますが、これらの変更については下記URLをご覧ください。

https://judgeacademy.com/judge-levels-and-maintenance/

《ジャッジアカデミープロモ》

これまでのサービスと比較した時の最大の変更点の1つであり、会費を安くできるようになった主な理由は、ジャッジアカデミープロモをどこで配布するかということです。
Timが言うように、ダイレクトメールを用いた配布は時間とリソースの両方を消費しますが、それでも結果はイマイチでした。

今年のように、ダイレクトメールを用いた配布を行わなかった年でも、以前には不可能だった教育的なカンファレンスの数を増やすようサポートすることで、ジャッジにジャッジアカデミープロモを配布することができました。
今年はすでに100件以上のカンファレンスをサポートし、今後3ヶ月で更に75件のカンファレンスを予定しています。
これらのカンファレンスは大きな成功を収めており、来年もその数は増加すると期待しています。
カンファレンスはノウハウを共有し、ジャッジとコミュニティを結びつけ、地元や世界各地で友好関係を築く手段として活用されています。
ジャッジアカデミーは今後もカンファレンスをサポートできることを嬉しく思っています。

先述したように、イベントが徐々に戻ってきつつある中、我々はジャッジの教育、つながり、関わりを維持することが最優先事項であると判断しました。
会費を可能な限り低価格に抑え、より多くのカンファレンスをサポートするため、2022年には会員向けノダイレクトメールを送らないことにしました。
2022年のプロモは、カンファレンスがもたらすコミュニティ間の繋がりや、教育に参加して頂いた方への感謝の気持ちとしてのみお送りします。
認定資格を維持するために、無理にカンファレンスに参加したり、発表したり、企画したりする必要はありませんが、カンファレンスへの参加が報われる形になります。

ジャッジアカデミーのメンバーシップと認定証には、様々なサービスや特典が含まれています。
今回の変更により、我々の焦点はコミュニティに立ち返り、ジャッジの方々が継続的に活動し、教育を受けられるようになります。

コロナウィルスが蔓延する前は、オンラインカンファレンスはサポート対象外でしたが、パンデミック中は例外としていました。
しかし、オンラインカンファレンスはコロナウィルスによる行動制限期間中のジャッジ間のつながりを維持するのに役立っただけではなく、より離れた地域やまばらになっていた地域に新たなコミュニティが発足する機会を数多くもたらしました。

それでは、2022年のカンファレンスサポート体制を説明します。
3ヶ月ごとに2種類の新たなプロモが配布されます。
サポートされたオンラインカンファレンスでは、参加者全員にこの2種類の新たなプロモを配布します。
以前からあった、オフラインのカンファレンスでは、この2種類のプロモに加え、以前配布していた2種類のプロモを配布します。
サポートをする方針を決定するに際し、我々はオンラインカンファレンスのメリットを尊重しつつも、オフラインのカンファレンスに参加するための時間を確保することとその労力を認めたいと考えました。

また、プレゼンターがコミュニティに貢献していることをもっと評価してほしいという意見も数多くありました。
そこで、主催者とプレゼンターには、ジャッジアカデミープロモを先行配布します。
これらのプロモは、2022年12月に開催される「今年もお疲れ様会」まで、主催者かプレゼンターにのみ配布されます。

ダイレクトメールがなくても、オフラインのカンファレンスや、オンラインカンファレンスに参加しているかどうかに関わらず、全てのジャッジが新しいジャッジアカデミープロモを受け取れるようにしかったのです。
この配分は、例え各期間にオンラインカンファレンスに1回しか参加できなくても、2022年に配布されるジャッジアカデミーのカンファレンスプロモを全て受け取れるように設定されています。
またこうすることにより、途中から参加したジャッジも、以前の期間のプロモをいくつか集めることができるようになります。

《2022年のジャッジアカデミープロモのテーマは「エンチャント」!!》

1月-3月(Wave1) 主催者/プレゼンターへの先行配布プロモ:《無慈悲/No Mercy》

オンラインカンファレンス参加者へのプロモ:

  • 《偉大なるオーラ術/Greater Auramancy》
  • 《全知/Omniscience》

《偉大なるオーラ術/Greater Auramancy》art by Lucas Graciano

《全知/Omniscience》art by Alayna Danner

オフラインのカンファレンス参加者へのプロモ:

  • 《偉大なるオーラ術/Greater Auramancy》
  • 《全知/Omniscience》
  • 《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV》
  • 《幽霊議員カルロフ/Karlov of the Ghost Council》

4月-6月(Wave2) 主催者/プレゼンターへの先行配布プロモ:《無慈悲/No Mercy》

オンラインカンファレンス参加者へのプロモ:

  • 《似通った生命/Parallel Lives》
  • 《締め付け/Stranglehold》

オフラインのカンファレンス参加者へのプロモ:

  • 《似通った生命/Parallel Lives》
  • 《締め付け/Stranglehold》
  • 《原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamity》
  • 《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless》

7月-9月(Wave3) 主催者/プレゼンターへの先行配布プロモ:後日発表

オンラインカンファレンス参加者へのプロモ:

  • Wave3プロモA
  • Wave3プロモB

オフラインのカンファレンス参加者へのプロモ:

  • Wave3プロモA
  • Wave3プロモB
  • 《偉大なるオーラ術/Greater Auramancy》
  • 《全知/Omniscience》

10月-12月(Wave4) 主催者/プレゼンターへの先行配布プロモ:後日発表

オンラインカンファレンス参加者へのプロモ:

  • Wave4プロモA
  • Wave4プロモB

オフラインのカンファレンス参加者へのプロモ:

  • Wave4プロモA
  • Wave4プロモB
  • Wave2プロモA
  • Wave2プロモB

(訳注:Wave2プロモA、Wave2プロモBは《似通った生命/Parallel Lives》、《締め付け/Stranglehold》)

12月 オンライン限定「今年もお疲れ様会」
オンラインカンファレンス参加者へのプロモ:

  • 《無慈悲/No Mercy》
  • 先行配布プロモB

【サイトの改善と更新】

最近、サイトの構造的な変更を終えたところです。
テクニカルリーダーのChrisに、今後数ヶ月に予定されている超!エキサイティン!!な改善点を紹介してもらいます。
(訳注:ごめんなさい遊びました)

《グラフィックデザインの一新》

来月から、ジャッジアカデミーのHPにアクセスすると、最も目を引くのは、ほとんどのページデザインが一新されていることでしょう。
ウェブサイトの視認性の問題は以前からの問題でしたが、外部のデザインチームと協力して、2022年以降の皆さんの体験を向上させるために、今後数ヶ月でこの変更を実現できることになりました。
デスクトップでも、携帯端末でも、これらのページを一貫して機能的に使用できるように細心の注意を払っていきます。
これからお見せするプレビューは最終的なデザインではありませんが、これらの変更が実行されたときに皆さんが利用するものに非常に近いものです。

《ジャッジアカデミーのHP》

ジャッジアカデミーのHPをリニューアルし、よりわかりやすく、より機能的になりました。
ペルソナシステム(詳細は後ほど!)と組み合わせて、HPはあなたがこのサイトで選択した役割に応じて少しずつことなって表示されます。
これらの変更が、見た目の美しさだけでなく、数回のクリックで必要なページを見られるようになることを願っています。

《ユーザープロフィール》

各ユーザーのプロフィールは、魅力的でダイナミック、かつ機能的に再設計されています。
使い慣れたタブシステムはそのままに、新たな機能やデザイン要素を活用して、各タブを再構築しました。
「レビュー」や「スキルツリー」などの以前からの機能に加え、「メッセージ」、「フレンドリスト」、「アクティビティフィード」、「スキル推奨パネル」などの新たな項目が追加されます。
また、プロフィール画像とバナー画像をカスタムできるようになり、より個性的なプロフィールを作成して、コミュニティに自分をアピールできるようになりました。

《イベントの作成、リスト化、過去のイベント》

我々のチームは、イベント管理システムのデザインを見直し、イベントの作成と閲覧をより直感的に行えるようにしました。
ジャッジアカデミーの立ち上げ以降、イベントフォームには繰り返し何度も変更が加えられましたが、今回はそれら全てを統合し、一貫性のある方法で表示しています。
また、ユーザーが特定のイベントを「お気に入り」としてマークし、自分のリストに保存することで、簡単に記録を残したり、後で振り返ったりできるようなシステムの開発中です。

多くのジャッジから、過去に参加したイベントをジャッジアカデミーのプロフィール欄に掲載できないか、という質問を受けました。
我々は、個人情報に関する法律を遵守しつつ、この要望に応えるソリューションを提供するために、ウィザーズ社と交渉してきました。
現在、過去のイベントの記録をデータベースに取り込み、独自のイベントページを作成し、スタッフリストに既存のメンバーを反映させるシステムを開発しているところです。
さらに、ジャッジが過去のイベントへの参加を自己申告できるようになり、その情報が元々報告されていない場合、プロフィール欄に(自己申告であることを明記された上で)掲載されるようになります。

【ペルソナシステムと登録】

ウェブサイトの最も重要な更新のひとつは、メンバーの「ペルソナ」と呼ばれるシステムです。
我々は、4つの大まかなユーザー区分を特定しました。
ジャッジ、トーナメント主催者、プレイヤー、そしてゲーム開発者です。
ジャッジアカデミーのHPでは、それぞれのアカウントタイプに関連するようカスタムされた体験や特定のツールを間もなく提供する予定です。

これらのペルソナは、利用者のサイト利用体験をカスタムするための最上位の種別であり、そのユーザーがどのようなユーザーとして活動しているかを示します。
このペルソナは、あなたのプロフィールの周りに個別の色で表示され、またペルソナ選択メニューで変更することもできます。

このシステムの開始にあたり、ほとんどの人がジャッジとして参加するという性質上、既存のユーザーには「ジャッジ」ペルソナを付与し、新規登録者はアカウント作成時に最初のペルソナを選択します。しかし、各ユーザーは、簡単な管理ツールを使って自分のアカウントに他のペルソナを追加することができ、ペルソナ選択メニューでペルソナを切り替えることができます。

一般的には、各グループの主要な機能を前面に押し出し、その人たちに合わせたツールを提供するようにペルソナを設計しています。

  • ジャッジ – このペルソナは、皆さんが初日から使っているものと基本的に同じなので、最もよく知っていると思います。
    しかしながら、最もアクセスの多い、必要なリソースのいくつかをトップページのタイルに移動してアクセスしやすくします。
    このペルソナの目的は、ジャッジが最も頻繁に行うことである、ジャッジ同士のネットワーク作り、ジャッジとして参加するイベントの検索、スキルや知識の向上を、シンプルかつ簡単に行えるようにすることです。
  • トーナメント主催者 – トーナメント主催者・ペルソナは、ジャッジと非常によく似た構造をしていますが、新しいトーナメント主催者・プログラムの拠点となります。
    これは、特定のスキルを開発・認定し、素晴らしいイベントを準備する作業を支援するために設計された一連のツールと機能です。
    トーナメント主催者向けにデザインされた教育モジュールが詰まったスキルツリーや、トーナメント主催者のニーズに合った文書やリソースをご覧いただけます。
  • プレイヤー – ほとんどのジャッジはプレイヤーとして生まれ、空いた時間にイベントでプレイしています。
    この部分のコミュニティにもサービスを提供したいと考えました。
    プレイヤーのペルソナは、プレイヤーが参加したいイベントを見つけたり、友達とつながったり、まだジャッジになっていない人のためにジャッジになるための道筋を明確に示すようにデザインされています。
  • ゲーム開発者 – 「人と人とをつなぐ」というテーマのもと、デザイナーや開発者の皆様に、経験豊富で熱心なジャッジコミュニティに参加していただく機会を提供したいと考えています。
    私たちは、開発者と交流する機会をリストアップし、検索し、それらのつながりを作ることができるようなシステムを設計しています。

今回、ジャッジアカデミーをより簡単にご利用いただけるよう、登録システムの手順を再設計いたしました。新規ユーザーは、サインアップ、デフォルト設定の選択、デフォルトペルソナの選択などのプロセスを経ることになります。このプロセスは、すべての新規ユーザーにとって魅力的で歓迎すべきものでありたいと考えています。

 

【ソーシャル機能】

《フレンドリスト》

マジックのジャッジの魅力のひとつは、ジャッジ活動を通じて得られる友情です。
我々は、オンライン上でもそのつながりを築くことができるよう、フレンドリストを導入します。
フレンドリストは、同時に開始される他のいくつかのソーシャル機能の中核になります。

《メッセージ送信機能》

ジャッジ間のコミュニケーションには様々な方法がありますが、当サイトにメッセージ送信機能を組み込むことは、サイト開設当初からの目標でした。この度、ジャッジアカデミーのHP上にメッセージ機能を追加することになりましたので、お知らせいたします。メッセージを送れる人を設定することができます。(フレンドのみ、または全員)

《アクティビティフィード》

他のジャッジアカデミーメンバーとフレンドになると、彼らのジャッジ活動における重要なイベントを追跡することができるようになります。
あなたの友達はレベルアップしましたか?応援しましょう!
次のイベントでジャッジをする予定ですか?
あなたも一緒に行ってみませんか?
もちろん、この情報にもプライバシー設定ができます。

【ジャッジの育成】

《スキル推奨システム》

これまでジャッジが見逃していたことのひとつに、習得したスキルや才能を公に褒め合うことがありました。
誰かのためにレビューを書くのも一つの方法ですが、私たちはスキル推奨システムであなたの選択肢を広げます。
他のジャッジを称賛するには、適切なスキルの「サムズアップ」ボタン(b)をクリックします。
また、ユーザーのプロフィールには、その能力を承認したジャッジのリストが表示されます。

《ジャッジ履歴書作成ツール》

我々は、ジャッジが自分の業績を集めて表示する別の方法を提供したいと考えました。各プロフィールには、自動的にジャッジの履歴書が作成されます。
あなたが紹介したい項目を選択すると、システムがデジタルドキュメントと、あなたが誇りに思う個々の項目を掲載した魅力的なエクスポート可能なPDFの両方を作成します。

【ジャッジプロジェクトとプロジェクト管理ツール】

《ジャッジプロジェクト》

これまで最も要望の多かった項目の一つが、ジャッジがプロジェクトを編成して作業する方法です。ジャッジプロジェクトは、かなり自由なコンセプトです。短期間のタスクでも、長期間の継続的な取り組みでもよいのです。基本的には、ジャッジのグループが集まり、共通の目標に向かって作業するもので、通常はジャッジコミュニティ全体を何らかの形で支援するものです。

ジャッジアカデミーがプロジェクトを完全に取り入れるまでには、組織的、法的、物流的な問題を含む多くの複雑な問題がありました。しかし、膨大な量の研究と開発を経て、私たちはプロジェクトのための強固なシステムを立ち上げる方法を見つけ出しました。ソフトウェアの分野に目を向けると、オープンソースモデルがジャッジプロジェクトを構築するための基礎になりました。

ジャッジプロジェクトは独立して組織されています。ジャッジアカデミーはプロジェクトを指揮、管理、統制することはできませんが、支援するための機能を設定することは可能です ここでは、ジャッジプロジェクトについて知っておくべきことを説明します。

  1. ジャッジプロジェクトは、ジャッジによって開始されます。つまり、ジャッジコミュニティのメンバーが、開始したいプロジェクトを決定します。
  2. ジャッジプロジェクトは、ジャッジ主導で行われます。つまり、プロジェクトの作成者は、そのプロジェクトの管理をコントロールすることができます。例えば、ジャッジアカデミーが、プロジェクトリーダーとして特定のジャッジをプロジェクトに追加したり、削除したりすることはありません。
  3. ジャッジプロジェクトは、個人でもコミュニティでも所有することができますが、ジャッジアカデミーが所有することはありません。コミュニティが所有するプロジェクトでは、すべての作業がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで行われます。
  4. ジャッジプロジェクトでは、プロジェクトのタイムラインやカレンダー、タスクリスト、ガントチャートのようなツールなど、プロジェクト管理ツールの全てにアクセスできます。ジャッジは、個人所有のプロジェクトでも、完全にプライベートなプロジェクトでも、プロジェクト管理ツールを自由に使うことができます。
  5. ジャッジプロジェクトは、ジャッジアカデミーからの報酬はありません。ジャッジは自由にプロジェクトに参加することができますが、ジャッジアカデミーがジャッジを募集したり、割り当てたり、要求したり、参加したプロジェクトに対して報酬を支払ったりすることはありません。いつものように、ジャッジ・アカデミーがスタッフ以外の人に特定の仕事を要求する場合は、その人と契約します。

《プロジェクト管理ツール》

ジャッジアカデミーでは、ジャッジプロジェクトや、イベントの企画・実行を支援するための管理ツールを導入します。
これらのツールにより、ユーザーは、タスクリスト、カンバンボード、ガントチャート、カレンダーなど、自分にとって最も効果的な方法でプロジェクトを管理することができます。

プロジェクトオーナーやチームは、来るべき締め切りの通知を受けたり、特定の時間に行う必要のあるタスクを確認したり、相互にファイルを共有したり、プロジェクトのマイルストーンを設定したりすることができます。また、複数のプロジェクトに参加している場合は、システムがすべてのToDoアイテムを便利なレポートにまとめてくれるので、すべてが順調に進むようになります。

プロジェクトオーナーやチームは、来るべき締め切りの通知を受けたり、特定の時間に行う必要のあるタスクを確認したり、相互にファイルを共有したり、プロジェクトのマイルストーンを設定したりすることができます。また、複数のプロジェクトに参加している場合は、システムがすべてのToDoアイテムを便利なレポートにまとめてくれるので、すべてが順調に進むようになります。

【新機能のベータテスト】

今後2ヶ月に渡って、ジャッジアカデミーのウェブサイトにいくつかの変更を加えます。
グラフィックの一新に加えて、イベントやカンファレンスの作成、スタッフの配置など、サイトの多くの部分で機能やワークフローが変更されます。
今週末から始まる最初のプレビューでは、イベントの作成、リストアップ、検索機能を中心にテストする予定です。

これらの機能やその他の新機能を実装前に試してみたいという方は、下記URLのフォームにご記入ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScZLLTb5tg2pinlGIiOFp8oALryhmDPicHR8phpxJPvhzQAwg/viewform

【トーナメント主催者プログラム】

ジャッジアカデミーは、ジャッジを支援するためにできる最もインパクトのあることの一つは、トーナメント主催者へのレベルアップを支援することだと考えています。

トーナメント主催者のペルソナに加えて、2022年には主催者専用のスキルツリーの進化が始まります。
我々の目標は、組織化プレイをより良いものにすることであり、これには店舗でのカジュアルなプレイから高度な競技イベントまでが含まれます。
組織化プレイの状況が変化する中で、我々の目標は、店舗やその他の主催者がイベントを最高のものにするために必要な情報を提供し、プレイヤー、ジャッジ、そしてウィザーズ社に、今後のイベントが成功するという安心感を与えることです。

これは、現在のトーナメント主催者が、スタッフのレベル、認定されたジャッジを使用することの重要性、イベントでのオーガナイザーの役割と責任など、ジャッジアカデミーのベストプラクティスを知っていることを確認することから始まります。
これらの基本的なクラスと更新されたイベント/スタッフシステムは、アカウントにトーナメント主催者ペルソナを持つ人なら誰でも利用できます。

また、主催者の皆様がイベントをより良いものにしていくために、有料のジャッジアカデミー主催者オプションもご用意しています。これらのメンバーは以下にもアクセスできます。

  • 店舗マーケティング、SNS、賞品の仕組みなど、店舗に役立つさまざまなトピックを網羅した、会員限定の追加の教育用マイクロモジュール(~5~10分程度の動画)
  • 大規模なイベントの企画・運営を支援する、新しいプロジェクト管理ツール
  • 会社のHP、スタッフリストの管理、イベント業務やプロジェクトソフトウェアのアカウント間での共有など、企業がジャッジアカデミーと連携するための機能を多数実装しています。

最終的には、ウィザーズ社やWPNと協力して、主催者のためのレベルシステム全体を構築することが長期的な目標です。
新しい店舗がWPNステータスを獲得することから、既存の店舗が初めてのプレミア・イベントを開催すること、あるいは小規模または大規模なイベント・シリーズを開始することまで、すべてをナビゲートすることを目指しています。
この新しいトーナメント主催者レベルシステムは、継続的な教育に重点を置き、店舗が新しいソフトウェアや要件、イベントの取り組み、その他組織化プレイの状況の変化について最新の情報を得られるようにします。